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要約まとめ『外資系金融マンがわが子に教えたい お金と投資の本当の話』

外資系金融マンがわが子に教えたい「お金」と「投資」の本当の話

 

こんにちは、最近ちょっと経済学に興味がある きびなご(@kibinag0_blog)です。

図書館に行ってたまたま目についたジョン太郎さんの『外資系金融マンがわが子に教えたい お金と投資の本当の話』の要約まとめをしたいと思います。

この本は、ジョン太郎さんの子供に対して書かれたもので、学校では習うことができない”お金”の話が簡単に書かれていました。

 

投資家、副業推進界隈では、結構 評価が高い本なようで、今回図書館で出会えてよかったなー。

日本の経済成長の限界

日本経済 限界 頭打ち

そもそも経済成長とは何なのか。その恩恵はどんなものなのか。

これって簡単なようでちゃんと説明できる人っていない気がします。

まず、経済成長とは、国内総生産(GDP)の成長率のことで、日本が生み出した価値が昨年と比べてどれくらい伸びているかってことを測るものです。

この成長率は、様々な要因があるものの、人口の伸びやインフレによってもたらされる場合が多いです。日本の高度経済成長やインド、中国の人口増加に伴う経済成長が良い例でしょう。

しかし、現在の日本をみてください。

超高齢化社会で人口の伸びも期待できない。既に平均年収400万円ほどの給与水準を得ているため、これ以上の給与高騰も期待できない。

日本の経済成長は頭打ちになってきているのです。

経済成長率が低いということは、「給料が増えない」「貯めたお金が増えない」ということ。親や祖父母世代が、働いていくだけで給与が増えていた時代、預金しておくだけで年利8%もの利子がもらえた時代は終わりました。まずは、この現状を受け止めるべきでしょう。

本来、国の経済が成長すると、それに伴い人々の所得が増えて購買力が増し、様々なモノを買う需要が増し、自然にインフレが発生します。

経済が成長しながらインフレが発生する場合には、経済の成長に合わせて給料も上がっていくので、物価が上昇してもさほど生活は変わらずに済みます。

ところが成長率が低い状態で、給料も増えない状態で、インフレだけが進んで物価が上がってしまうこともありえます。

「外資系金融マンがわが子に教えたい お金と投資の本当の話」 ジョン太郎

明治時代では1000円で家が建った。でも、平成は1000円だと大したものは買えません。

「お金の価値」は一定ではないのです

100年前にタンスに貯めておいた1万円と現在の1万円の価値は全く違うということ。

つまり、まとめると、自分はモノの値段が上がると同時か、それ以上のペースでお金を増やさなければならないということです。だからこそ、現代を、この高齢化社会を生き抜くために必要となってくるのが資産運用なのでしょう。

 

「ストック」と「フロー」

次に本書の要約まとめとして外せないのが、お金の「ストック」と「フロー」の話です。

文字通りまとめると、

ストッ = 貯めまっているお金
フロー = 流れているお金

ダムに例えると分かりやすいです。

ストックは、ダムに溜まっている水のことで、フローは、ダムに流れてくる水、または、ダムから流れていく水のことを指します。

ストック フロー ダム

お金で言うと、こんな感じ。

ストッ = 貯めまっているお金 = 貯金、資産
フロー = 流れているお金  = 給料、支出

ここで大事なのは

ダムの水は、勝手に増えていくことはない。雨や増水が必要であること。

一方で、お金のストック(資産)は上手く運用すれば勝手にその総量を増やしていく ということです。

でも、現代の人は、貯蓄の利子率が0.03%のように低く、投資もギャンブル、博打といったイメージが拭えず、「ストック」の概念が抜け落ちているのです。

なので、著者のジョン太郎さんはまとめとして、子供にお小遣いをただあげるのではなく、工夫して子供の貯金に利子をつけるなど「ストック」の概念を与えられるようなお小遣いのあげ方を推奨しています。

資本主義の理解

 

私たちが今日生きる社会は資本主義社会と呼ばれています。

資本こそが主義と言っているのだから、資本を得るために行動していくべきなのです。

しかし、そのためには、資本主義がどのようなものなのか理解する必要があります。その資本主義を著者は以下のようにまとめていました。

資本主義社会というのは、資本家が労働者の労働力を買って利用して、利益を生み出し、資本家のお金を増やす社会のこと。

資本家は自分が働かなくても、自分が給料を払っている労働者たちが働いて作り出した利益を得ることができる。

「外資系金融マンがわが子に教えたい お金と投資の本当の話」 ジョン太郎

つまり、資本主義には「労働者」と「資本家」しか存在していません。そして、大切なのは「労働者」ではなく「資本家」にシフトしなくてはならないということでしょう。

要約すると、著者は、「労働者→資本家」へのシフトが大切だというのです。

その資本の第一歩こそが株式投資だと考えています。

もちろんある会社の株式を数百株買ったところで、その会社に多大な影響力を与えることはできませんが、その株式の数だけ会社の利益の一部を得ることができます。

つまり、その保有株式会社の従業員が働き、稼いだ利益の一部をもらうことがで切るのです。株式は、自分が働かなくても他人が利益を生み出してくれる「お金のストック」であると言えるでしょう。

しかし、結局 最初の元手を貯めるためには自分の労働者としての価値を高めていく必要があり、資本家にはそう簡単になれるものではないみたいですね。

地道に一歩一歩、積み重ねて「資本家」を目指しましょううううう。