書籍『絶対内定』:就活はゴールではなく、通過点に過ぎない

就活 自己実現 絶対就活

仕事。

それは、誰しもが生きていく上で必要なものであり、仕事で人生が決まると言っても過言ではないかもしれない。だって、1日24時間ある中で、一般的なサラリーマンは1日8時間、通勤時間やお昼休憩、残業も含めると10時間以上も”仕事”に費やしているんだもん。

睡眠時間7時間、仕事10時間、すると残りは7時間。これでも多分ホワイトな方。
きっとブラック企業で働いてたら、仕事で15時間くらい拘束されるところもザラにあると思う。

だから、仕事を決めるった本当に大事な選択。仕事が自分の人生観に合っているか。自分が望む人生を実現させることができるか。そう考えると、安易に仕事を決めることはできない。

僕きびなご(@kibinag0_blog)も、そんな人生の岐路に立っている就活生の1人だ。

そんな悩める僕は、就活本として有名な『絶対就活』を読んでみることにした。めちゃくちゃ分厚い。嫌になる。でも、大切なことだから頑張って読んでみて、みんなのために、将来の自分のために、ココにまとめるね。

自分の望む生き方とは何か

 

自分の望む生き方をまず見つける必要がある。

『何をやりたいか』ではなく、『望む生き方を実現できる仕事は何か』を追求すべきなのだ。

そのために以下の3つのことに注目する。

  • Being
    どんな人間性の人になりたいか。理想の自分はどんな能力や人間性の持ち主か。どういう価値観を大切にして生きたいか。
  • Having
    手に入れたいものは何か(能力、温かい家庭、ライフスタイル、豊かさ、ステイタス、休日の過ごし方、住みたい場所、乗りたい車)。本音ではなにを求めているのだろう。
  • Giving
    社会に(どんな人たちに)どのような影響を与えたいか。誰のために、何のために生きるか。

このBeing、Having、Givingは、全て過去から生成される。自分は、今までどんな価値観を持って生きてきたのか。これからどのような価値観を求めて生きていくのか。その『コア』が明確になると、ブレない就職活動ができるようになる。

回答例

  • Being
    どっしりと構えていられる気持ちに余裕のある男性、家族を大事にする
  • Having
    田舎で平均以上の年収で平均の生活水準。ある程度の資産、配当金、株主優待、投資の知識。自分のために勉強する時間。資格:税理士、USCPA。家族と子供と過ごせる休日、仕事終わり。温かい家庭。複数の収入源。乗りたい車:燃費のいいやつ。庭のある家。
  • Giving
    自分の知識で誰かが得をし、その結果、彼らが経済的に豊かになる手助けとなれば良い。

 

活躍できるか

 

そして次に重要となってくるのが、その分野で活躍できるか(強みが生きるか)ということ。

社会には、様々な仕事があふれている。サラリーマン、起業家、フリーランス、投資家、専業主婦、主夫など、そのどれもが魅力的である。しかし、その職は魅力的になるのはやはり、活躍できたときだろう。

他人よりも優れた評価をもらえた、営業で1番を取った、昇格した、など他人からの評価で活躍を実感することもできるし、自己実現や、同僚とプロジェクトを成し遂げた時の達成感、

本書の中では『きみがどれだけその企業に入りたくても、そこで活躍できなければ楽しくない。輝けない。』と記述されている。

 

夢を描け

 

夢を描くこと、自分がなりたい自分を具体的に想像する。

そんな自分になりたいか。それは、誰がどう思おうと関係ない。自分が確実に納得できる、自分の心からの想いである。「どうせ俺には、、、」なんてもってのほかである。

本当に、人生をかけて実現したい夢は何か。ちゃんと自分と向きあって、自分の夢を定義しよう。それは、世界を代表する広告マンなども含まれるが、できれば、特定の仕事ではない方が良い。例えば、広告マンならば、広告マンになることでどのようなことを実現したいのか。富か名声かは人それぞれだが、その仕事の先に会う目標こそが夢なのである。そして、一度、その夢を定義することができれば、あとはクレバーな戦略を考える。

この夢は、ある会社に落ちたからとか、志望業界に入れなかったからとかで断念されるものではない。そんな甘っちょろいものではないのだ。夢の叶え方には、必ず多種多様な道が用意されている。だから、その夢に向かった直向きに走り続ける。

バカにされても良い。笑われても良い。絶対叶わないと言われても良い。それでも実現したいのが自分の夢だ。

回答例

テーマ「経済的自由が保障されている、時間的制約がない」

・幸せな家庭を築く
・税理士資格、USCPA取る
・5000万運用したい
・配当金200万欲しい
・オーストラリアで働きたい
・ブログで月10万稼ぎたい
・収益不動産、土地が欲しい
・本を執筆したい
・独立したい

 

一度、就職してしまえば、日々こなさなければならない業務に追われ、いい意味でも、悪い意味でもその会社に染まってしまう。なので、そのような激動の日々に入る前に、自分の夢、信念、実現させたいライフスタイルなどを明確に定めておくことが大切なのだ。

なぜなら、一般的に会社の最大の目標は利益を出すことであり、社員の幸せではない。Conflict of Interest(利益の相反)が起きていることを自覚すべきである。

最も大切なもの

 

自分の中で最も大切なものは何なのか。

シェイクスピアは『人生は選択の連続だ。』と言った。

生きていれば、いろんな選択を迫られることがある。小さなもので言えば、お昼ご飯は何を食べようかとか、大きなものであれば、それこそ就職先はどこにしようか、とか、誰と結婚するか、とか。

そんな時に、自分が本当に大切にしたいものは何かを決めきれていれば、最善の選択肢を選べるのではないだろうか。

大切なもの一覧

家族(両親、兄弟)、友人(先輩、後輩)、時間、趣味、金(収入)、地位、夢、名誉、愛情、権力、安定、恋人(結婚相手)、生き方、健康 etc

この中であなたが優先順位をつけるとしたらどうなるか。何を大切にしたいか。それによって、就職先の選定も変わるだろう。ここでは、自分が大切だと思う5つの要素を挙げ、順位をつける。

回答例

  1. 家族・恋人
    会社にとって従業員は代替できる。でも、家族にとって自分は代替できない。困った時も、楽しい時も、同じ時間を共有するのが家族。
  2. 金(収入)・時間
    ないと困るが、多すぎて困ることはない。気持ちに余裕もなくなる。お金や時間が理由で、できないと言いたくない。

  3. 人生一度きり。できないと笑われたっていい。心の底から信じられるのは自分だけ。
  4. 健康
    身体こそが人生の資本。何をするにも、健康であればこそ。
  5. 友人
    ライバルであり、最高の仲間。新たな価値観を得られる貴重な存在。

全裸作戦

こんな感じで、様々なワークシートが紹介されていた杉村太郎さんの「絶対内定」という本。

僕のブログで紹介できたのは、その中でもほんの僅かな部分でしかない。だから、さらに自分自身について知りたい、深掘りしたいと思ってくれた人がいれば、ぜひ本を読んでほしい。

最後に、ワークシート以外で印象に残った杉村さんの「全裸作戦」というものを紹介して終わりにしようと思う。

全裸作戦とは、自分のプライドや傲慢さを全て捨てて、何も持ち合わせていない、つまり全裸であると仮定して物事に取り組むことである。

全裸であると仮定すれば、恥ずかしいものは何もない、何でも話すことができるし、何でも聞くことができる。上司の考え方、感じたこと、気が付いたこと、新しく知ったことなど、あらゆるものを大学ノートに書き留める。杉村氏は、2週間に1冊のペースで書きとめていった。

そして、その書き留めたことを上司に相談するなどしてアウトプットしたそうな。うまくいかない上司のもとで働くことになった際は、会社の雰囲気にあったスーツ、ネクタイ、言葉遣いに変え、与えられた仕事を精一杯こなし、その嫌いな上司を食事に誘い、本音で話し、現状を打破したという。

このように、現状にどこか不満を抱えていても行動を起こせない人々が多い中で、杉村氏の全裸作戦は非常に有効なのではないだろうか。