コラム

日本の受験戦争で勝ち抜けない人のための"留学"という生存戦略

日本の受験戦争で勝ち抜けない人のための”留学”という生存戦略

f:id:kojitakahashi6:20180526062155j:plain

差別化ってなに?

僕は、フランスのビジネススクールに通っている。

そこで、何度も、何度も、何度も、何度も 聞くのが

Differentiation という言葉。

これは、日本語でいうと『差別化』って意味。

わかりやすく言うと似たようなものの中で勝ち残れるように、

他のものにはない、独自の魅力的な何かを持ちましょうよ。ってこと。

例えば、携帯電話ってたくさんあるでしょ。

でも、多くの人は、その中でもiPhoneを選ぶ。

それは、iPhoneにしかない魅力があるから。

例えば、

-圧倒的なブランド力

-Androidにはない、App Storeの充実度

-対応ケースがめちゃくちゃある

とか、AndroidにはないiPhoneの魅力があるから。

このiPhoneにしかない、って言うのは、うまく差別化できているってこと。

なんで差別化が必要なのか。

では、なんで差別化が必要なのか。

それは、競争に勝ち抜くため。

例えば、機能も、デザインも、ブランド力も、価格も全て同じ携帯が100個あったとする。その中で、単純に一つの携帯が選ばれる確率は、100分の1で1%だ。

でも、例えば、他の要素は同レベルで、ブランド力に優れたiPhoneが、その中に、1つ含まれていたとしたら、iPhoneが選ばれる確率は、確実に1%よりも高いだろう。

だから、まぁ何が言いたいかと言うと、差別化に成功すると大多数の中で埋もれないよね。ってこと。

だから、うまく差別化を利用することで、確実に勝ち抜ける比率は上がるのだ。

少なくとも、注目してもらえる比率は上がる。

その先で選ばれるかどうかは、別としてね。

あなたは差別化できているか。

そして、ここからが本日の本題。

『iPhoneは、うまく差別化できているけど、あなたは、うまく差別化できているか。』

(日本人の一般的なルート)

日本で生まれ、日本の小・中・高(・大)に行き、就職。

たぶん、このルートを歩む人が90%以上じゃないかな。

で、あなたは、この中で差別化できているか。

総務省によると、大学生は2017年時点で、約286万人いるらしい。

この中で、例えば、東大の大学生(学部生)数は、約1.4万人だから、だいたい0.5%。

ここに入れるなら、もう留学しなくてもいいんじゃないかな。

東大入れるなら、東大行きなよ、って僕だったら言うと思う。

僕は、東大に入れるなら東大行ってた。

逆に、普通にサークル活動してました、大学に通ってました、バイトしてました。

ってだけだと、そんな大学生は、少なくとも100万人いるから、残念ながら大多数の中で埋もれちゃうと思う。

でも、もう大学進学しちゃったよって人でも、一流大学生に勝てる可能性はある。

それは、1点集中型で、特殊技能を身につける事。

例えば、めちゃくちゃプログラミングスキル高いです、とか、

宅建の資格持ってます、とか、

志望業界でインターンしまくってて実務経験あります。とか。

そうやって上手く差別化することができれば、例え就活しても、有名大の人に勝てる可能性はあるんじゃないかな。

きびなごの留学という生存戦略

実際僕は、(茨城のど田舎の)中学生までは、そこそこテストで上位に入れる部類だった。

でも、高校になって、もう底辺をさまよった、現実を知った。

『受験で、センターで勝てる気がしない。こいつらには、学力で、勝てない。』

だから、どうやったら勝てるかなぁって考えた結果、

辿りついたのが、『留学』だった。

(そもそも勝つ負けるという表現自体おかしいのだけど、僕は、結構負けず嫌いだから、勝ち負けで物事を測ってしまったりする)

留学なら、ここの奴らに、勝てる。一発逆転だ。

と思って、留学を決意するに至った。

だって、留学したら、英語できるようになるし、色んな価値観も得られるし、

多国籍なチームでプロジェクトを進めて、日本の大学では経験できないことを学べるなと思って。

実際、差別化だけで言うと、僕はかなり差別化できてる。

日本学生支援機構のデータによると、 ヨーロッパに1年以上留学している人は、340人。

そう、たったの340人

これは、本当に少ない、東大生の比率より少ない。

だから、僕は、結構どこにいっても、注目してもらえる。

(街コンのスタッフバイトしてたから)街コンに行けば、えぇ!フランスに留学してたの?って言ってもらえるし、

インターン面接では、フランスに留学してるだけで、書類選考通って、面接までこぎつけたし、

インターン先では、入った初日に、フランス革命が起こるぞ!って言われたし、

外国で他の国に行っても、日本人だけど、フランスに留学してたの?って興味持ってもらえる。

だから、結構どこでも、フランスに留学してた。というのは、僕にとってお得に作用する事が多かった。

もちろん、留学したから、全てうまく行くとか、僕が他の人より優れているなんて気持ちは毛頭ない。むしろほとんどの人より、頭の良さという面では、劣っている。

だって、高校では、底辺さまよってたし、就活とかで、書類選考通っても、結局は、中身とかスキルが重要視されるからね。

f:id:kojitakahashi6:20180311231518p:plain面接官「フランス留学してたの?!」

f:id:kojitakahashi6:20180527152225p:plainきびなご「はい!してました!!!」

f:id:kojitakahashi6:20180311231518p:plain面接官「なるほど!!じゃあ採用ね!!」

とはならないし。

でも、僕は、フランス留学をして、他の人と差別化できているおかげで、

大多数に埋もれなくて済むから、チャンスが増えると思っている。

そして、ここで、内緒だけど、言いたいのが、

「僕の通っているフランス大学、あんまりレベルの高い大学じゃなかったよ」

ってこと。

でもこんな事実は誰も気にしない。

だって、例えば、日本の大学名、フランス人知らないでしょ。

だから、日本人もフランスの大学名なんて知らない。

フランスに留学していることについては、言及するけど、

フランスのどこの大学に通っていたかなんて誰も聞いてこない。

聞いてきて、なんの専攻だったのかくらい。

だから、フランスのどこの大学に行こうが、

ほとんどの日本人は、フランス留学という大まかな枠組みでしか捉えない。

これってすごいお得だと思う。

だって、とりあえずどの大学でもいいから、

留学しちゃえば、他の人と差別化できるわけだから。

僕の大学なんて、入学試験みたいなのは無くて、

高校の成績提出して、英語力証明(TOEFL)出して、

あとSkype面接でちょっと世間話したくらいだし。

だから、留学するというのは、

結構誰にでもできて、

簡単に他の人と差別化できる優れた方法だと思う。

もしあなたが、

日本の受験戦争を勝ち抜く自信がなくて、

特に、差別化できるほどの特化したスキルがないのであれば、

留学も一つの選択肢としてありなんじゃないかなって思うよ。

僕にとっての留学は

弱者なりの生存戦略でもあったのだから。