
本日は、引き続きAmazon Unlimited という読み放題プログラム対象の
という本のレビュー2回目を書いていきたいと思います。
この本は、もう一度言いますが、何と言っても、内容がとてもとても、驚くほど濃いです。
中級者向けとは書いてありますが、まだ始めたばかりの方でも、長くこの業界にいる方でも、非常に参考になることが多いと思います。
しかもKindle Unlimited という月額980円で読み放題というプログラムに入っているので、なんと無料で読めるのです。Kindle Unlimited まだ加入してなくて、興味ある方は下記にリンクを貼っておきましたので、覗いてみてください!
今回も要点だけ、まとめてみましたので、詳しく読みたい方は、ぜひKindle Unlimited に加入するなり、Kindle版購入してみるなりして読んでみてください。
今回のレビューは2章目の買い付け方法と考え方について話していきます。
② 買い付け手法と考え方
方針の大切さ
株式投資家は人それぞれのルールを持つべきで、自分の投資手法を確立し、いかなる時もその投資手法に基づいて取引を行うことが大切だと書かれていました。
例えば、ファンダメンタル分析で企業のことについて充分に調べて買い付けしたにも関わらず、短期的な下落に恐れ、株価を売却してしまったり、逆に、テクニカル分析でチャートを元にして買ったのに、いつまでも下落し続けていても損切りができないなど、軸が定まっていないと良い結果は出ないと言います。
これを筆者は、文中で
一貫性のない投資は一貫性のない結果を生み、良い結果を生みません。成功する投資家は、一貫性のある結果を出し、財産を増やしています。成功するルールを持ち、同じことを繰り返していけば結果が出ます。
と述べています。
つまり、自分の中で、ルールを決めること。それに従い自分をコントロールすること。そして、もしそのルールが良い結果を産まないのであれば、ルールの変更も厭わないことが大切なのではないかと、僕自身解釈しました。
さらに、
でまとめた、株価銘柄選定の際の条件を確実に妥協せずクリアする銘柄のみに投資することで、リスクを下げることができるようです。この条件も、今業績が上がっている会社だから、全ての条件を満たしてなくても良いのではないかという甘い判断はしないように気をつけたいところです。
ナンピン買い
この本の中では、ナンピン買いについても書かれていました。ナンピン買いとは、保有している株の株価が、下落してた時に、もう一度その株を買いますことを言います。
一般的には、あまり良いとされないナンピン買いですが、筆者は、単純なナンピン買いではなく、そのナンピン買いが戦略的であれば、問題はないと言います。
その戦略的ナンピン買いとは、
まず自分がその株に投資したいと思う額の何割かを使い株式を購入します。
次に、その株が下落した場合、適切だと思う場所で、さらに買い増しをします。すると、1回目に買った株と追加して買った株で取得単価の平均値が下がり、利益を出しやすくなるのです。
ちなみに、その株が順調に上がった場合は、そのまま継続して保有すればいいだけなのです。
まとめ
以上、簡単ではありましたが、買い付け手法の戦略のまとめでした。
さらに、配当金に関する記述もあったのですが、あまり重要ではないと判断したため、省かせていただきました。
何度も言いますが、詳しく読みたい方は、この本、とてもおすすめなので、下記リンク、または、ご自分で検索していただいて、読んでみてください。
Amazon 「 」
まとめると、結局自分のルールを明確に定め、そのルールに忠実にしたがって取引をするというのが大切だと思わせてくれるような章でした。
初心者だと、色々試行錯誤していかなければならないので、少しづつ、自分の明確なルールができるまで知識、経験を積み上げようと思えるような書でした。