『私の財産告白(本多静六)』まとめ要約:人生観や金銭感覚を学ぶ

本多静六 私の財産告白 書籍

 

本多静六。1866年、慶応2年に生まれた、この男をご存知でしょうか。

恐らく、彼のことを知っているのは少数で、ほとんどの人が知らないでしょう。

 

しかし、彼、本多静六は、僕、きびなご(@kibinag0_blog)にとって、もっとも尊敬する人物の1人であり、彼の考え方に触れることができたのは、僕の人生の中でもっとも価値あることの一つであると考えています。

 

僕は、彼の本を読んだだけ。それだけの繋がりではありますが、僕が彼から受けた影響は計り知れません。(僕は、Kindle版、書籍どちらも買ってしまいました。)

 

人生とは。お金とは。

 

もしあなたが、お金に悩んでいたり、貧乏から抜け出したいと考えていたら、非常に有益な本になるのではないでしょうか。

 

35,000人近くのフォロワーを持つ名もなき投資家さん(@value_investors)も尊敬する人として、渋沢栄一、孫正義、バフェットと共に本多静六を挙げています。(プロフィール参照)

 

 

今回の記事では、そんな多くの人に尊敬される本多静六さんの『私の財産告白』に記載されているほんの一部分を紹介できたらと思います。

 

 

努力こそが幸福に通ずる

 

 

『人生即努力、努力即幸福』

 

これは、本多静六が掲げた人生のテーマです。

読み方が多少、難しいので、追記しておくと、「人生すなわち努力、努力すなわち幸福」となります。

 

文字通り、人生において努力することは必要不可欠であり、その努力こそが幸福に繋がるという意味です。

 

そして、彼は「天才マイナス努力 < 凡人プラス努力」であるとも説いています。

 

やはり、社会に出ると、いろいろな人がいて、上を見ればキリがありません。どうやっても勝てない人もたくさん存在します。そして、辛い時、苦しい時に限って、そんな絶対に勝てそうもない人が目に付くものです。

 

でも、そんなこと気にしなくても良い。自分のペースで、自分が頑張っていれば良い。そんな風に、背中を”押してくれる”のではなく、”支えてくれる”のが「人生即努力、努力即幸福」という言葉なんじゃないかなと僕は思います。この言葉は、いつしか僕、きびなごの座右の銘にもなりました。

 

本多式「4分の1」貯金

 

次に、この本の中で最もいいなと思った部分。それが、「本多式4分の1貯金」です。

 

何じゃそりゃ。って感じですよね。

でも、めちゃくちゃシンプルです。

 

定期収入の4分の1、そして、特別収入の100%を貯金に回す。ただそれだけ。

 

式にするとこんな感じ。

 

貯蓄=通常収入×25% + 臨時収入×100%

 

つまり、給与などの通常収入は25%天引きするものの、賞与や特別収入などの一時的な臨時収入はその全てを貯蓄しようと言うのです。

既述の通り、とてもシンプルですね。しかし、人間はお金が入ってきたら入ってきた分だけ消費してしまう生き物。これを実践するのは思うほど簡単ではありません。

 

そして、資産家として知られた本多静六ですが、実は働き始めた当時は貧乏だったのです。貧乏だけど、4分の1貯金を続け、大成した。そんな当時のエピソードが以下のように紹介されていました。

 

「月末になると現金が無くなってくるので、毎日ごま塩で凌いでいた。大人たちこそ、そのごま塩でも我慢できたが、子供たちは「お母さん、今日もごま塩?」と騒ぎ立て、妻が「もう3つ寝るとオトトを買ってあげますよ。」となだめていた。私は、平気とは言いつつも、子供たちのことを考えると断腸の思いをした。」

 

お金は、使わなければ溜まっていく。当たり前のことですが、それを意識して行えていない人が、なんと多いことか。

 

時節を持つ

 

次に、本多静六が提唱したのは、投資をすること

 

先ほど述べた「本多式4分の1」貯金を運用していこうよって話です。

 

本書の中で、彼は、貯蓄だけではお金持ちになることはできなかった、やはり運用があってこその今であると語りました。しかし、その対象はあくまでも、一次的な流行などにではなく、堅実に増やしていけるもの、比較的安全であるものとしています。

 

そして、かの有名な投資家ウォーレン・バフェット氏と同様、雪達磨(スノーボール)の芯を強固にすることが大切で、あとはそれが勝手に次第に大きくなっていくと言及しています。ひと昔前の日本にも、こんな事を語っていた人がいたなんて、なんだか感慨深くなると共に、以下にその雪達磨効果(スノーボール・エフェクト)が大切なのかが理解できますね。

さらに、本多静六は、その投資の基本的な戦略を以下のようにまとめました。

 

 

「好景気、楽観時代は思い切った倹約貯蓄(金を重しとする)」

「不景気、悲観時代には思い切った投資(物を重しとする)」

 

 

好景気って人がお金をバンバン使うから経済が回って好景気になるんですよね。
不景気は、人がお金を使わないから経済が回らずに不景気になる。

 

でも、本多静六は、その全く逆のことをしろって言っているんです。相対的に見て、金の価値が低いときはお金を貯めて、金の価値が高い時に思い切った投資をする。これって、すごく合理的だと思いました。

 

お金の貸し借りは言語道断

 

人生観、貯蓄、投資ときて、次に大事だなって思ったのが、「お金の貸し借りを絶対にしない」こと。

 

なんて当たり前のこと。って思うかもしれませんが、もしあなたが一番大切にしている人に、今10万円だけ支援して欲しいと言われたらどうですか。10万円じゃなくても、1万円だったら?

 

シェイクスピアも「借主となるなかれ、また貸主となるなかれ、貸主は金と友人とを同時に失う」と語っています。

 

本多静六は、貸し借り以上に、特に下記の3つを”絶対にするべきではない“こととして記載しました。

  • 金融上の保証人になること
  • 連帯の印を押すこと
  • 裏書きの判を引き受けること

 

実話として彼の友人(W博士)は、一度その借用証文に保証人の判を押してしまったため、一生その借金を返すために働かなければならなかったと記載されています。

 

しかも、驚くことにW博士が最初に押した借用証書はわずか数百円の物でした。しかし、その借用証書が高利貸しの業者を転々とし、最終的に数万円まで膨れ上がっていたのです。(当時の数万円は大金。)

 

なので、絶対にハンコを押すことはしてはダメ、人生をダメにする。そして、家族も巻き添えにしてしまう可能性もあります。そのような話を持ちかけられたら、断る。もしどうしても助けてあげたいのなら、借用ではなくて、自分があげられる範囲の現金を手渡しするくらいがちょうど良いのかも知れませんね。

 

吝嗇と節倹の違い

 

長くなりましたが、最後に吝嗇(りんしょく)と節倹の違いです。

 

本多静六は「本多式4分の1貯金法」で倹約堅実に生活することが大切で、貯蓄こそがお金持ちへの第一歩であると主張していました。

 

しかし、生活を切り詰めることに拍車がかかり、出すべきものも出さないとなるのは本来あるべき節倹ではなく、吝嗇になってしまうと言います。

 

つまり、節倹は出すべき時は出し、義理人情も立派に尽くすこと。吝嗇は出すべきものも出さず、人情を欠いて欲張ること。大きな違いがあるのです。

 

一般的な人は、この違いが分からないため、「アイツはケチだ!」などと批判することもありますが、自分が吝嗇家ではなく、倹約家であることを理解していれば大丈夫でしょう。

 

本多静六によると世の中には、

「世間から気前が良いとおだてられ、ピイピイしながら過ごす人」と「世間から吝嗇と笑われつつ、お金を残す人」の2通りしかいないらしいので。

 

だったら、僕は、身近な人には理解してもらえて、お金を残せる方が良いなぁ。世の中は資本主義なわけですし。

 

「私の財産告白」まとめ

 

そんな訳で、本多静六の「私の財産告白」レビューはここで終わりにします。

このブログは3000文字以上という超大作になってしまいましたが、原書にはもっとたくさんの様々なエピソードが収録されていました。

 

今回僕がピックアップした論点だけでも、充分、実生活に役立つことはたくさんあったかと思います。「本多式4分の1貯蓄法」などは、次の給料日から実践できますしね。

 

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