
『留学して環境を変えたら英語が話せるようになるんじゃないか。』
『自分が今英語を話せないのは、英語を話す環境にいないからだ。』
とか思っていませんか?
それ、間違いです。
僕は、ただ留学するだけでは、言語習得ができないと断言しましょう。
なぜ断言できるのか。
僕がそうだったからです!
いや、恥ずかしながら、僕は、フランスに留学していて、フランス語力がまったくゼロの状態でフランスに来ました。
そして、こんな風に思っていました。
『フランス語なんて、フランスに留学しちゃえば余裕で習得できるでしょ。』
本当に甘い、もう激甘です。
僕は、もともとフランスに興味があったわけではなく、英語でビジネスを学ぶためにフランス留学を決めました。でも、それを考慮しても、まぁ3年住むし、フランス語話せるようになるでしょ。と思っていました。
結果、僕は、3年間フランスに留学しましたが、話せるのは日常会話程度です。
そんなもんなのかなー、って思っていました。
でも、3ヶ月前から彼女が、フィリピンに留学しているのですが、彼女の英語の伸びは、本当にハンパないです。
そこで、気づきました。
留学するだけでは、言語を習得できない。
留学+α で何かが必要なのだと。
では、僕と彼女の違いは何だったのか。
僕は、その結果2つの大切な要素を見出しました。
それは、『努力』と『心持ち』 です。
重要です。テスト出ます。
当たり前でしょ、と思うかも知れませんが、これを理解していない、実践していない人がいかに多いことか。あぁ、耳が痛い。
『努力』
まず『努力』、僕と彼女の差は、努力の差です。
僕は、フランスにいるという環境に甘んじて、フランス語を勉強しませんでした。
当たり前ですが、それじゃ伸びませんよね。
言語は、本当にどれだけ時間を費やしたかで、伸びが違ってくるんです。
今思い返してみても、僕が英語を習得しようとしていた時は、もう英語漬けでした。
今の状況と比較してみても、僕が英語の勉強に費やした時間とフランス語に費やした時間は天と地ほどの差でした。月とスッポンです。
今思い返してみると、僕がフランス語に費やした時間ってほとんどなかったなと思います。
だから、これから留学しようとしている人も、その環境に甘えず、精一杯言語習得に向けて努力しましょう。間違っても僕みたいに、努力なしで言語習得できると思わないようにしてね。
『心持ち』
後は、『心持ち』です。
いや、彼女と僕の差は、言語に対する本気度です。
僕は、フランス語習得、まぁできたらいいな程度でした。
でも、彼女は、英語絶対に習得してやる!と考えていました。
たかが意識の違いと思うかも知れませんが、この意識の違いは、行動にも繋がるから影響力は偉大です。
本気の人は、それに向かって行動します。
例えば、彼女は日本にいた時から、英語習得のために何かできることはないかと考え、DMM英会話、そして、AEONの英語教室に通っていました。
日本にいる時から、できることを実行していたのです。
そして、彼女は、フィリピンに行ってからも、努力を怠らず、その環境を最大限に活用しようと意識していました。
クラスメイトに積極的に英語で話しかけ、友達と出かける時も極力日本人だけでなく、他の国籍の人も誘い、英語を使う環境を作ろうとしていました。
一方で、僕は、英語が話せるからという事に甘んじ、フランス人にも英語で話しかけ、フランス人と絡みつつも、現地のインドネシア人や中国人、ドイツ人と友達付き合いをし、フランス語を話す環境を自ら避けていました。
そんなんでフランス語伸びるわけありませんよね。
まとめ
こんな感じで、留学すれば語学力が伸びると考えていて、今なんの行動も起こしていない人は要注意です。
海外に行ったら、英語を話す環境になったら、俺が本気になったら、
そんな『〜たら』に甘んじていたら、いつまで経っても語学力は伸びませんよ!
あぁ、耳が痛い。(2回目)
だから、今できることから始めましょう。
英語を話せるようになりたい!という強い『心持ち』を持って、
その目標に向かって最大限『努力』しましょう。
ちなみに僕は、フランス語を学ぶ事が留学の目的でなく、
英語のビジネスプログラムの学位を得る事が目的だったので、
その目的は達成されました。
でも、俗に言う「語学留学」で、語学習得を目的としている人達は、
ぜひ『努力』と『心持ち』を意識して、語学取得に向けて頑張ってください!